現在イタリアでは八百長試合に関する徹底的な調査が行なわれています。
アルビトロの買収、アルビトロへの脅迫、さらには選手の賭博容疑など。
本当にスポーツがあるべき姿とまったく反対の現状です。
こういった少年・少女に夢を与えなければいけない立場の大人たちがモラルを欠いて、プロフェッショナリズムの精神を持てなかった以上、私は罪を犯したプレイヤーたちには代表を辞退してもらいたいと考えています。
仮にセリエAというカテゴリーでそれを行なったから【代表は別】ではいけないのです!!!
なのにイタリアサッカー協会臨時会長は『リッピに全幅の信頼を置いている』と述べています。
真実はまだ判明していません、それに誰がどう関わったか?の詳細も明らかにできていません…。
しかしリッピが関わっていることもおそらく事実だろうし、ブッフォンが賭博を行なったのもほぼ可能性が高いのです。
技術的に考えた場合、この時点で監督を替えるのは得策ではないし、むしろリッピで行くのが妥当。もちろん選手も…。
でもイタリアには多数の優秀な監督・選手がいて替わりは山ほどいると私は思います。
真実が真実として存在できなくなったカルチョの世界に未来はありません…。
子供たちにどう説明するのでしょうか?!
W杯の出場を辞退する必要はないでしょう…けれど真のプロフェッショナリズムの心を持った選手たち・監督で構成し、国民が心のそこから応援したくなるチームが私は必要だと思います。